山内マリコさんの小説を原作とした、岨手由貴子監督による映画『あのこは貴族』。東京の裕福な家庭で育った華子(門脇麦さん)と、地方から上京してきた美紀(水原希子さん)。「東京」という街で、異なる環境を生きる2人が、自らの人生を切り拓く様子を描いています。 東京の上流家庭を生きる女性と、上京し必死に生きる女性、ふたりの女性の出会いを描いた山内マリコさんの小説『あのこは貴族』が映画化され、2月26日より公開となります。上流家庭の箱入り娘・華子を演じる門脇麦さんにお話をうかがいました。 出演:門脇麦、水原希子×監督・脚本:岨手由貴子×原作:原作:山内マリコ(「あのこは貴族」集英社文庫刊)今、最も旬なキャスト・スタッフが贈るシスターフッドムービーの新境地。 絶賛公開中! anokohakizoku-movie.com 門脇麦と水原希子出演の映画『あのこは貴族』。2月26日(金)の公開を記念し、ロケ地となったレストランで、映画とコラボした期間限定のアフタヌーンティーがスタート。映画の世界に触れながら、いちごたっぷりの特別なメニューを心ゆくまで味わって。 映画『あのこは貴族』の公開を記念して、2月27日(土)に東京都内のスタジオから配信イベントを実施。主演の門脇麦、水原希子、岨手由貴子監督がTwitterで募集したファンからの質問に答えた。 2021年に公開予定の監督・岨手由貴子×原作・山内マリコによる映画『あのこは貴族』のキャストが解禁。門脇麦が都会に生きる箱入り娘役で主演を務め、自力で都会を生き抜く女性役で水原希子が共演する。このたびキャストからのコメントも到着した。 門脇麦、主演映画公開に笑顔『あのこは貴族』-公開記念配信イベント-オフィシャルレポート到着!! 映画『あのこは貴族』公開直前イベント 「事前告知なく突然来る」 門脇麦、両親の突然の現場訪問に苦笑い 都会の異なる環境を生きる二人の女性が、恋愛や結婚だけではない人生を切り拓く姿を描いた映画 『あのこは貴族』が2月26日(金)に公開される。. 映画『あのこは貴族』は、2021年2月26日(金)より全国公開! 本作は、山内マリコの同名小説を原作に、同じ都会で暮らしながら全く異なる生き方をする2人の女性が自分の人生を切り開こうとする姿を描いた人間ドラマです。 門脇麦が箱入り娘の華子、水原希子が自力で都会を生き抜く美紀 … 『あのこは貴族』門脇麦インタビュー! 初試写で号泣してしまった涙の理由 access_time 2021/02/24 12:00 create 映画board folder エンタメ 門脇麦(28才)が主演を務める映画『あのこは貴族』が2月26日より公開中だ。水原希子(30才)や石橋静河(26才)など注目俳優が出演していることもあり、東京国際映画祭での上映後から評判の高かった作品だが、映画ランキングでは意外にもベスト10から外れてのスタートとなった。 映画『あのこは貴族』公式サイト. 「結婚=幸せ」だと信じて疑わない、東京の上流家庭に生まれ育った「箱入り娘」の華子(門脇麦)は、理想の人と結婚するために奔走し、代々政治家が輩出する良家の子息である幸一郎(高良健吾)と出会う。一方、猛勉強して入った有名大学を家庭の事情で中退した「上京組」の美紀(水原希子)は東京での仕事に魅力を感じているわけではないが、田舎にも帰れずにいる。異なる境遇を生きるふたりの女性が人生を交差させ、思いもよらない世界が拓けていく。, はい、読みました。同じく山内マリコさん原作の映画「ここは退屈迎えに来て」にも出演していてそちらも読んでいるんですけど、山内さんの作品は、とにかく地の文が魅力的だと思います。「ちょっとドキッとする山内さんらしい言葉」が散りばめられていて、その言葉たちが山内さんの作品の世界観を創っていますよね。, 「」(かぎかっこ)の台詞も日常的というよりは、やはり読み物としての面白さに寄った言葉並びが多い印象なので、これを脚本に落とし込んでいくのは難易度が高い作業だろうなと思いました。, 私は脚本に書かれたことを演じることが全てなので、原作は読みますが、役作りの参考にはしていません。本を読むのは好きなので、読み物として楽しみつつ脚本と向き合うという取り組み方をしています。, ――今回門脇さんが演じた華子は、渋谷区松濤出身で実家が病院を営む、いわゆる「良家のお嬢様」です。多くの人からすると「特別である」女性を演じるにあたり、大切にしていたことはありますか?, 華子を「特別な存在」として見せてくれたのは、私ではなく衣装やロケーション、上品なライトの当て方などによるものだと思います。そうやって環境を整えていただいた中で、私はむしろ「特別ではない」ように演じることを心がけました。そうでないと、ただただみんながテレビや漫画を見てイメージする「お嬢様」で終わってしまうと思ったので。, お芝居としては普段となんら変わらずに、華子というひとりの女の子を演じるというだけで「お嬢様だからこう演じよう」といったことは意識しませんでした。きっと華子は自分のことを特別だと思っていないと思いますしね。, 「東京育ちのお嬢様」という役はすごく記号的だからこそ、ひとりの普通の女性として「お嬢様」の枠を超えてちゃんと肉付けして役を作っていかないと、地方出身の美紀の役も際立たなくなってしまうなと思いながら役を作っていました。, ――役作りにあたって、華子や幸一郎のような生活をする方々とお話しすることはありましたか?, 実は身近に彼女たちのような環境の知り合いがいて、その方を介して複数名と食事をする機会をいただき話を聞きました。でも結局みなさん、どんな質問にも「私たちは普通なので……」とおっしゃるんです。だから「これを演技に生かそう!」といった具体的なエピソードはなかったです。ただ、「みんな、自分のことは普通だと思って生きている」というのは気づきでしたね。選民意識のない振る舞いは華子像に近いと思いました。, 一方で、その選民意識の無さが余計、美紀に「太刀打ちできない」と思わせたんでしょうね。まだひけらかしてくれたほうが戦闘態勢に入れる、けど、それすらないんですよね。, ――まもなく夫となる幸一郎とのつながりを持つ美紀と対面するシーンは、まさに「戦闘態勢」にならない、意外な展開でした。, あのシーンはとても緊張しました。「華子の姿を見て美紀が敗北感を覚えるシーン」というシーンだったんです。登場して、会話をしただけで「本当にお嬢様なんだ、私とは階級が違うんだ、敵わない」と、戦う意志を失わせるぐらい圧倒させなくてはいけない。気合いだけでどうにかなるものではないし、私の方がむしろ(水原)希子ちゃんに圧倒されちゃうよって思ったし(笑)。大変なシーンでした。, ――ひとりの男性と、彼と関係を持つふたりの女性、という構図ながら「女性同士の対立」を描いていないですよね。言葉にし難い、華子と美紀の関係に共感することはできましたか?, 考え方も育ちも違う華子と美紀は今後も友達にはならないと思うんです。人が人と出会う中で「交わらないだろうな」という出会いもやっぱりありますから。でも華子は、美紀の一言に勇気や優しさをもらうんですよね。, 人と人との出会いというものが、シンプルにそんな出会いだったら素敵だなって思います。もちろん「ひとりの男性を巡るふたりの女性」という関係ではあるのですが、前提として人類愛の話だと思うので。いかに「あの子はこういう子だから」と人を分断して見ずに、傷ついている人に声をかけるか。私はこの映画を「人間讃歌」の物語だととらえました。, ――本作は「東京」をいろんな角度から描く物語で、土地を描く作風は山内マリコさんの作品の特徴の一つとも言えます。門脇さんは東京出身ですが、普段、東京育ちを意識することはありますか?, 上京してきた方の「東京への憧れ」の話を聞くと、私にはそういうものはないことを実感します。「東京に出る・出ない」それだけでも人生の大きな選択だし、私たちにはない覚悟を持っているんだと思います。, 「東京出身だから恵まれているな」と感じたことさえもありませんでした。もちろん「東京=恵まれている」というわけでもないと思いますし。上京組の美紀に感情移入される方はやっぱり多いですね。そういう方はこの映画を私とはまた違う見方をされているんだろうなって思います。, ドレス9万5000円(blamink tel:03-5774-9899)他、スタイリスト私物。スタイリスト:清水奈緒美、ヘアメイク:石川奈緒記, ――東京、その中でも「港区」や「松濤」といった「生きている土地」や階級で人生がある程度決まってしまうことが描かれていますが、門脇さんは率直にどう思われますか?, 生まれた土地の話だけでなく、そういうことっていっぱいあると思います。自分では選べないその人が纏っている皮膚のようなものって。世間や他人の目によって決まってしまうこともあるかもしれないけれど、結局は自分で自分のことをカテゴライズしている部分もあると思います。華子と幸一郎は「都心の一等地出身である」ことに、実は縛られている人たち、なんですよね。自由に生きる権利を自分から奪っているのは自分かもしれない。この作品はそこから解き放たれていく話だと思います。, 1992年生まれ、東京都出身。2011年、TVドラマで女優デビュー。映画「愛の渦」(14)で、ヒロインを好演し注目を集め、数々の新人賞を受賞。その後、TV、CM、舞台で幅広く活躍。「太陽」(16)では神木隆之介とともに主演を務め、「二重生活」(同)で初の単独主演を果たす。「止められるか、俺たちを」(18)で第61回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞したほか、「さよならくちびる」(19)では、第41回ヨコハマ映画祭主演女優賞を受賞。2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」ではヒロインを務めた。主演舞台「パンドラの鐘」が、4月14日~5月4日、東京芸術劇場シアターイーストで上演予定。, 岨手由貴子監督・脚本。山内マリコ原作。門脇麦、水原希子、高良健吾、石橋静河、山下リオら出演。2021年2月26日(金)より全国公開。124分。配給:東京テアトル/バンダイナムコアーツ公式HP:https://anokohakizoku-movie.com/公式Twitter: @aristocrats0226, 大学卒業後芸能事務所に就職。俳優、アイドル、文化人等のマネージメントを経験。30歳の夏、港区での彼氏との同棲を解消、同時に8年勤めた会社を退社しフリーとなる。肩書きは無し。https://twitter.com/home?logout=1574056759622, 1978年東京都生まれ。AERA写真部を経てフリーランス。日本写真家協会会員。仕事終わりの生ビールを生き甲斐に日々活動中。, このWebサイトの全ての機能を利用するためにはJavaScriptを有効にする必要があります。, https://twitter.com/home?logout=1574056759622, 映画「砕け散るところを見せてあげる」主演の石井杏奈さん 自分を犠牲にして人と向き合う「愛の力」を感じた, 映画「ゾッキ」監督の齊藤工さん×俳優初挑戦のコウテイ・九条ジョーさん 「伴」になるために生きてきた!?, 塩田武士原作の映画「騙し絵の牙」に出演の宮沢氷魚さんインタビュー 「絶対」を信じて一生懸命に, 千早茜さんに創作の火を熾した歌姫Cocco たったひとりで立ち、自分の言葉で表現する覚悟, 村本大輔さん「おれは無関心なあなたを傷つけたい」インタビュー 原発・沖縄・朝鮮学校…笑いでガスを抜く芸人の仕事, 「52ヘルツのクジラたち」町田そのこさんインタビュー 虐げられる人々の声なき声をすくう, 伊藤洋志さん「イドコロをつくる 乱世で正気を失わないための暮らし方」インタビュー 心安らぐ「縁側」を増やそう, 新曜社・清水檀さんがつくった『はじめての沖縄』(岸政彦) 意識しないこと・知らずにいることを丁寧に, 『フルーツポンチ村上健志の俳句修行』刊行記念オンラインイベント、5/7開催! 参加者募集中, 心の書をサステナブル経営の指針に ブリヂストン取締役 代表執行役 Global CEO 石橋秀一さんの本棚, 春の私鉄ダイヤ改正特集!「JTB時刻表2021年4月号」 トリビア満載のオリジナルバッグつき, サンキュータツオさん×鈴木絢音さん対談(前編) 私たちは、なぜこんなに国語辞典を愛するのか, メンタリストDaiGoの人を動かす「超影響力」 人づきあいを楽にし、自分らしく生きるための技術, 自閉症の娘の育児を描いた漫画『ムーちゃんと手をつないで~自閉症の娘(キミ)が教えてくれたこと~』 オンラインサロンを開設.
カンボジア 少女売買 村, 本物 の日本人 芸能人, Look Into 調べる, 明治開化 新十郎探偵帖 5話, 名探偵コナン99巻 試し 読み, Romancing Saga 3 Review, 映画 コンフィデンス マン Jp プリンセス編 Dvd,